run

チューリップ( TULIP ) run歌詞
1.run

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

額縁だけ飾ってる
君のいない 僕の心
立ち尽くしてる 道の真ん中で

風の音に振り返る
走りつづけた 僕がいる
涙を流す そんなヒマもなく

自分らしさは難しい
この星の上では
迷わないさ 前を見るさ
君がいるなら

また 走り出そう 夢のつづきへ
子供の頃 憧れた 虹の向こうへ

空に浮かび 眺めてた
君の残した 足跡を
たどれば見える 深いやさしさ

君を探しにゆくだろう
部屋の窓辺に舞い降りて
僕の翼が 君を抱くだろう

眼を覚ませよ 眼を開けろ
明日が来る前に
裸足になれば 自由なランナー
生まれ変わるさ

また 走り出そう 夢のつづきへ
たとえ道が途切れても 虹の向こうへ

果たせなかった 夢のつづきへ
子供の頃 憧れた 虹の向こうへ

あの日 自分に 約束をした 虹の向こうへ


2.果てしない旅

作詞:上田雅利
作曲:姫野達也

放課後あの教室 響く窓に映る
友と歌を奏でた 夕陽が優しかった
愛の歌はただ 憧れだけだった
明日を示す光は 何も見えなかった

時を重ねて涙を 拭うことも知った
歌う人生の中で 巡り会えた 君と
今も伝えたい 出会えた喜びを
子供たちの 笑顔が いつか道しるべ

独りぼっちじゃ 何も出来ない
一人だけじゃ

ライヴハウスや街角 青春風の中
あの日誓った夢は 手放しはしない

歌い続ける 果れしない旅 道は続く

そばに君がいれば 辛い事もいつか
笑い飛ばして ゆけるさ 力みよがえる


3.明日のクライシス

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

そう 子供の頃は 未来はバラ色
そう 誰もが描いた 未来は憧れ

空気と水が売られてる
降らない雪の冬も来た

誰かが唄う シャンパンのバスタブで
札束数えて 勝利の歌を
まだ間に合うなら 何か始めよう
未来はたちまち 今日になるから 目の前に来るから

そう 子供の頃は 心が大事だと
そう 何かかしこに 両手を合わせた

マスクだらけの街の春
排ガスに揺れる草花

誰かが見てる 君の足元を
蛇のような眼で 僕らの後ろから
まだ間に合うなら 何か始めよう
未来はたちまち 今日になるから 目の前に来るから

何喰わぬ顔で 街を歩いてる
金を数えてる 来る日も来る日も
まだ間に合うなら 何か始めよう
未来はたちまち 今日になるなら 目の前に来るから

そう 子供の頃は 未来は…


4.試してごらん嘘じゃない(時は涙を連れて行く)

作詞:安部俊幸
作曲:安部俊幸

なれるさ幸せに
試してごらん 本当さ

鏡の中に居る
アナタが もしも泣いてたら
無理して嘘でいい
笑顔を作るだけでいい

想い出に 変えてしまう(虹の彼方)
時は 連れて行く 涙を
連れて来る 新しい 明日を

なれるさ幸せに
試してごらん 本当さ

春が来て 花が開く(巡り巡る)
時は 連れて行く 涙を
連れて来る 新しい 自分を

なれるさ幸せに
試してごらん本当さ

いつもと同じ道
昨日と 違う急ぎ足
決して止まらずに
歩いていけばそれでいい


5.スズラン

作詞:宮城伸一郎
作曲:宮城伸一郎

スズランをさしたグラスに
月明かり 見とれてる
君の事 気になりだして
さっきから眠れないよ
もう忘れかけてたはずの
胸が高鳴る想い
やっぱり恋かな

駅の前 花屋の君は
エプロンがよく似合う
営業の笑顔に負けて
買込んだ 日曜日
ギターと花だらけの部屋
花粉症の僕なのに
やっぱり恋かな

ねえ 歳はいくつなのかな
名前はなんていうんだろう
やっぱりあいたい
明日晴れるかな


6.自分に素晴らしい

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

シャツの色 パンツの丈だって
見る夢だって 自分で決めるさ
ウォー ウォー ウォー 自己満足でいい
自分を信じていなけりゃ 生きてる意味がない

人の価値なんて 誰が決めたんだ
自分価値なら 自分で決めるさ
ウォー ウォー ウォー オレはあいつじゃない
自分を信じて初めて 他人も信じられるのさ

心の中を覗けば見える 君の美しい宝石がある
みがけ みがけ 誰かが顔をしかめても

It's all right!

この世の中は鏡の部屋さ
本物はどれ? 見付けにくいもの
ウォー ウォー ウォー 我儘なんかじゃない
ただ自画像を描き続け 肥満の街をゆけ

我儘なんかじゃない
ただ自画像を描き続け この巨大な街をゆけ

胸を張ったら 隠れてないで
その草むらを 飛び出せばいい
うたえ うたえ 誰かが顔をしかめても

It's all right!
自分にプレゼントさ 自分に素晴らしい


7.NEVER ENDING

作詞:宮城伸一郎
作曲:姫野達也

どれくらい走ったら ゴールが見えるだろう
どれくらい頑張れば 明日が変わるだろう
Woo〜 Never ending story
Woo〜 Never ending story
どれくらい愛したら 幸せになれるのか
どれくらい泣いたなら 諦められるのか
Ah〜 Never ending story
Ah〜 Never ending story

答えを探す旅に出ようか
それは果れない心の海
見つけることは難しいけど
明日の自分を信じて
Ah〜 Never ending story
Ah〜 Never ending story

水平線のその向こうへと
太陽と星を追いかけて
いくつの海を渡り終えたら
心が安らげるのか

答えを探す旅に出ようか
それは果れない心の海
見つかる場所がもしもあるなら
君と僕の心の中
Woo〜 Never ending story
Woo〜 Never ending story
Woo〜 Never ending story
Woo〜 Never ending story


8.Sunny~朝陽はそこに居たよ~

作詞:上田雅利
作曲:上田雅利

浅い 眠り続き 朝が滲む
鳥や風や 子供の声
録り溜めたディスクのように 平積みの毎月
窓を開けて 街見おろす
咳き込む胸 こぼれる夢

求め合って 抱きしめても
心の前 見えない壁
遠い日々の愛の傷に 君は怯えているの
僕は僕さ 傍にいるだけ
誰の役を 演じてるのか

やすらぎ望めない 僕らの愛は
遅すぎた出逢いなの 癒せない傷を 君は

走り出した バスの扉
叩いてた君 乗り込んで来た
雨に濡れた長い髪を ハンカチで拭っていた
二人掛けの 僕の横に
君はおじぎ 恋を運んだ

ビデオ借りた 週末には
夜を明かし ふたり観てた
カーテンは閉ざされていても 朝陽はそこに居たよ
あのディスクは 胸の奥の
戸棚の中 思い出の中

やすらぎ望めない 僕らの愛は
遅すぎた出逢いなの 癒せない君を
逢うたび 遠ざかる ふたつの心
今さら 一人では 生きれない 日々を 明日を

Sunny…


9.天使になるから

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

君のそばに 僕がいること
想像してみて 悪くはないだろう

「愛しているよ」じゃ ありふれているよ
好きというだけじゃ もの足りないよ

そうだ天使になれたらいいね
いつも君を守り続けるよ
だから今すぐ 出ておいで
これから二人 奇蹟をつくろう

僕の口笛が 君を陽気にさせ
この 白い翼 雨をしのぎ

手を暖めるよ 僕の熱い吐息
僕のこの背中 ベッドがわりさ

僕は天使さ 君を守る
想像してみて 悪くはないだろう

神様につかわされて
ちょっとこの世にやって来たんだ
君のために生まれて来て
君の愛を育ててゆく

僕の見る夢は 君の見る夢さ
幸せな夢を届けよう

命の限りに 君を導くよ
僕は天使だよ 君を守る

君のそばに 僕がいること
想像してみて

君のそばに 僕がいること
想像してみて

君のそばに 僕がいること
想像してみて

僕は天使 君のそばに
想像してみて

君のそばに 僕がいること
想像してみて


10.Rainbow

作詞:杉真理
作曲:姫野達也

Rainbow 遠い日 僕らは 望んで
歌になって 君の空に かかった

光と水が出逢い 生まれた ハーモニー
君と旅した 魔法の日々を 忘れないよ

Rainbow 君が 望んでくれたから
僕ら もう一度 君の空に かかった

この日に 見えるものは いつかは消えるけど
心にかかった 架け橋だけは 消えないのさ

Rainbow どこかで きっ会えるさ
雨上がり 懐かしい 大空で


11.あの星へもどろう

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

たどり着けたのに やっとここまで
つかんだ夢なのに
こんな大事な日にどうして どうして君はいない

枯葉まみれのプールのように
渇いた心の底
ベランダの石に腰かけ 空だけ眺めてた

苦しみなら もういらない
溢れるほど 心に積もった

ここから君が いなくなるなら
この手が君まで 届かないなら
泣き出す前に 倒れる前に
もどろう あの星へ

前だけずっと 睨みつづけた
馬鹿みたいに 叫びつづけた
君のぬくもりを掌に ひとり占めするため

生きてゆくさ 簡単だろう
あの星の しかも真ん中で

やり直すこと 出来ないのなら
自分を縛った 紐をほどいて
ぼくが生まれた ところまで
もどろう あの星へ

君と会えない この物語
ずっとこのまま 繰り返すなら
ぼくが生まれた ところまで
もどろう あの星へ

聞こえてくるよ 優しい声が
ぼくを抱きしめた 母のような
しばらくここで 立ち止まったら
もどろう あの星へ


12.Tea-House

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

いつもゆく Tea-House 表通りを
さけるような 小さな店

いつもゆく Tea-House 知る人ぞ知る
でもいつも 何故か 混み合う

春はテラスがいい まるで花が歩き出すように(人がゆき交う)

夏はフルーツ・ティ ボサノヴァが涼し気な BGM

秋は気の早い皮ジャンに 濃いめのコーヒー
枝を離れない枯葉を 風が揺らしてる

冬は奥のテーブルで 熱い赤のワイン
窓から雪を見つけたら あ・と・は 夢

時間の水面にポカリと
浮かぶ人たち

見えもしない季節の風を探す人たち

いつもゆく Tea-House どこか君に似て
どんなときも どんな心も 受け入れてくれる


13.あなたとめぐり会って

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

暖かさを教えてくれた あなたの声が
人の絆 教えてくれた あなたの指が

遠い 遠い 記憶に刻んだよりも
あなたの空はずっと青い

信じることを教えてくれた あなたの唇が
生きる意味を知った あなたの言葉で

遥か 遥か 昔の真実よりも
あなたの空はずっと青い

あなたと過ごした 海に来てみた
両手で すくってみた よせる波を
あの日 眼の前できらめいた幸せを 風がさらってゆく

あなたは教えてくれた 美しさを見わけることを
あなたとめぐり会って 希望を知った

広い 広い 地球を包む空より
あなたの空はずっと青い


14.翼はいらない

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

あなたは言った 天気のよい日に
必ずここまで 帰ってくると

こんな日ですね ひろい青空
唄をうたいながら あなたを待とう

信じることは難しくない
太陽はたったひとつ そこでぼくは生きている

あの日 地平線に ここで待つと
誓ったから ぼくはいらない ぼくに翼はいらない

自分に言った 風にかわると
今日も 明日も あさってさえも

荷物のように 肩からひょいと
時の重さを 置けたらいいのに

あなたでなくて 誰を信じるの
すべてが夢のような つかめない世の中で

あの日 光る海に ここで待つと
誓ったから ぼくはいらない ぼくに翼はいらない

ぼくに翼はいらない


15.君を抱き上げて

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

人は何故 佇んで
遠くをただ 見るのだろう 見るのだろう
真実は見えないさ
だからただ 甘えてた 甘えてた

もういない あなたを
抱き上げ 歩いてる

ぬくもりと やさしさは
好きじゃない 消えるから 消えるから

もう過ぎた あの日を
すくい上げ 歩いてる

もういない あなたを
抱き上げ 歩いてる

もういない あなたに
口づけて 愛を誓う

ああ

あなたの後を今日も追いかけ

遠すぎる人 抱き上げてみる

あの日々 抱きしめ あの日を歩いてるよ

あの日を 抱きしめ あの日を歩いてる

海に沈んでいた僕は 空にに浮かんでいた僕は

なぜ なぜ あなたは…


16.昼間の雨

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

出会いは 神様が書いた ふたりのシナリオ
僕の幸せは 君しか書けないシナリオ

春になっても溶けない 心に積もったあの日々が

虹の向こうに君がいるなら 止まない雨もじっと待てるのに

いつでも愛は残酷さ 人を裏切る
いくら正しく生きても どんなに善い人も

雨がつくったオリの中 まるで囚われの罪人

もいちど 生まれて もいちど信じよう
陽ざしの中で咲く 花のように

昼間も暗い雨の日は 誰かが空を 歩いてる

もいちど 歌えると 自分を信じよう
梢の中で啼く 鳥のように

僕の幸せは 君しか書けないシナリオ


17.空を見上げる人

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

君は誰なの 不思議な人
いつも見上げる ただ 空を

気象予報士じゃない 変人でもない
君は空をただ仰ぐ人

言葉少なく いやみもなく
時々 僕に 微笑む

何故か 魅かれる その横顔
君は空をただ仰ぐ人

ねえ 教えておくれ この空の上 何があるの?
ねえ 眼を凝らしても 僕には 何も 見えやしない

風に飛ばされた紙きれが
君の顔に くっついても

大声で叫んでる 選挙カーにも
君は空をただ仰ぐ人

星が動いて この街に
ひとつの意味を伝えたら

それを必ず 教えて欲しい
君は空をただ仰ぐ人

ねえ 雨になったよ まだ眺めるの どうしてそこまで
ねえ 君の見るところ 僕の心 運んでおくれ


18.すべては忘れた

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

きっと 誰にも 見えない
夢を 額縁に 入れても

昨日は 君に 会えて幸せ でもそれは
ベッドの上で 眼覚めるまでのこと

離れない 君のぬくもりが
ぼくの指先に君がいる

あの日の あなたを
さがして ずぶ濡れ
叫んで 倒れて
ぼくは 消えてゆく

心は 崩れて 瓦礫(がれき)に
空には 鉛の 絨毯

僕は 血の涙 流してる
鏡に 抜け殻を 映してる

すべては 忘れた 自分の 名前も
二人の 出合いも 二人の 終わりも

どこかで 誰かが 生まれてきても
どこかで 誰かが 死んだとしても
桜の花が 咲いて 散っても
氷の大地が 溶けて 流れても

戦いの音も 平和の声も
愛のことを 語ることも 生きることを謳うことも
すべては忘れた


19.見えないものも信じられるさ 愛が信じられるなら

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

昨日までは 信じていた
それを 使っていたと
間抜けだよね 笑えるよね
それが 逆だったなんて

優しさを 蹴散らした
君と 地獄で 結ばれたくて
微笑むかわりに 相手の弱み見抜いた
息をする前に 未来の的へ矢を放った

優しさを 試したんだ
君が ほんとに 天使なのかと
でも すべては すべては幻想さ
変わったものは 何ひとつ無い

La la la…Lu lu lu…

黄金で作られた骨 悪魔のような頭脳で
君を襲い 抱きしめた
君を襲い 愛を語った
蛇のような皮膚と ライオンのような筋肉で
潜みながら 睨みながら
世の中を 駆け抜いた

すべてのことが幻なら せめて君の腕の中で
その幻想で眠りたい 幻想の腕の中で

僕は魔法を使ってた 使って生きていた
でも それは逆だった
ずっと僕が

魔法にかけられていたんだ


20.たった一日で君との永遠が見えたんだ

作詞:財津和夫
作曲:財津和夫

こんなことってあるの たった一日だけで
君と僕との未来が すべて見えたんだ

変な男だと きっと思うだろうね
僕も信じられない こんな気持ちは

陽だまりの中 はしゃいでいる
子供たちは僕らの夢をつなぐ
木陰の中で お茶を飲もうよ
そう言って二人は手をつなぐ

人生はめまぐるしく 先も見えない
これからは君だけを みつめてゆく
嬉しそうな君の笑顔に 毎日会いたいから

生きてゆくことが 何故か下手くそで
前向きなんてとても なれやしない

夏の海辺でも 冬のスキー場でも
楽しむ他人達を 眺めてるだけ

朝になったら カーテンを開けて
夜になったら カーテンを閉めて
ソファーの隣は 君が座ってる
そして僕らは手をつなぐ

人生は美しく 味わい深い
これからは君だけを 見つめてゆく
死んでゆく宿命(さだめ)の日まで 僕らは手をつなぐ